カテゴリ:文庫 お勧め度:
価格:590円
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百鬼丸とどろろの旅を描いた第2作目。 1 ばんもんの巻 2 白面不動の巻 3 鯖目の巻 4 地獄変の巻 3と4は話としては繋がっています。 第1巻と違い、やるせないストーリーではなく、 人間味ある登場キャラ達が所狭しと活躍します。 一番好きなのは寺の孤児達の御霊が集まった小僧妖怪。 儚く物悲しい話の連続ですが、読後は温かいものが心に残ります。 物語の最後には、いつもの通り村人たちに追い出されてしまいますが、 人間の猜疑心や異種への怖れを的確に表現していると思います。 1巻に引き続き、妖怪が大変不気味に描かれています。 しかし、それ以上に不気味に魅せているのが人間の本性です。 深読みしすぎかもしれませんが、その対比効果が非常に巧く書かれている作品です。





