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価格:3990円
戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊=百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。 早くも続編2作の製作も決定したファンタスティックな時代劇。とはいえ、別に日本の歴史に応対しているわけではなく、どこの国ともいつの時代とも分からないファンタジーとして作りあげている。手塚治虫の原作漫画の映画化だが、原作の世界をまんま映画化するというよりは香港映画の“古裳片”系の仕上がり。ただそれらの魑魅魍魎VS百鬼丸の闘いの映像がメインになっている割には切れ味が悪く、もったいなさが感じられた。続編ではその辺の改変していただき、もっとカッコイイ映像を期待したい。役者たちの熱演ぶりは素晴らしかったのだから。(横森 文)
ユーザーコメント数:114件
こういう欠点に満ちた作品を「評論家を欣喜雀躍させる作品」と言う。欠点を一つだけ書くと映像が悪過ぎる。SF(的)映画は映像を作るのが非常に難しく、映像の奇抜さや美しさで観客の関心を捕らえるのはほぼ不可能。絵画の天才が多過ぎるからだ。欧米人には思いもつかないブっ飛んだ構図の北斎や広重の浮世絵、発想の源を想像することさえ出来ないダリの絵、その他諸々。こういう絵を知ってると「普通」の映像では驚かない。自分の実力を知らないと思わせる映画人が多過ぎる。傑作と言われる「2001年宇宙の旅」のモノリスでさえアルトドルファーの「アレクサンダー大王のイッソスの戦い」(1529年)の宙に浮かぶ額のパクリだと私は思っている。ましてや妖怪魔物が跳梁跋扈する世界となるとヒエロニムス・ボッスの数々の絵という強敵があり、まず凌駕するのは不可能。「どろろ」の制作陣はこういう現実をわきまえてないとしか思えず、映像もCGも観るべき価値皆無。更に悪いのは湿度と太陽の高度が違うニュージーランドのロケで、他の場面との光と色が完全に違い違和感が大き過ぎる。だが演技陣は悪くない。まず妻夫木は額と首筋がいい。百鬼丸は身体的には人間未満・・・

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